秦野市の中学生訪韓事業 定員上回り抽選に|カナロコ|神奈川新聞ニュース

秦野市の中学生訪韓事業 定員上回り抽選に

坡州(パジュ)市

 秦野市が7月末、韓国の友好都市・坡州(パジュ)市に中学生を派遣する交流事業で、応募者が35人に上り、定員の20人を大きく上回る人気となったことが分かった。

 募集は5月11日から31日まで実施。抽選で応募者を20人に絞り込み、7月29日から8月4日まで派遣する。坡州市内の英語学習施設「英語村」に宿泊しながら地元の中学生と交流を深める。

 2005年に友好都市となった坡州市はソウル北方のベッドタウンで、北朝鮮との最前線の軍事境界線に面している。市内では、北朝鮮が韓国侵略のために秘密裏に建設した南侵トンネルが見つかるなど、有事の際は戦場となる可能性が指摘されている。

 昨年は北朝鮮の核実験やミサイル発射などで、初めて派遣を中止したが、今年は平昌冬季五輪・パラリンピックや南北首脳会談などで緊張が緩和したため、秦野市が派遣再開を決めた。8月には少年サッカーチームの小学生24人を派遣する。ただ、高橋昌和市長は「慎重に見極め、総合的に判断したい」と述べ、米朝首脳会談の実現が不透明な中、北朝鮮が核実験やミサイル発射などを再開する事態となれば派遣を中止する考えを明らかにした。

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