縫いぐるみ「代行旅行」 思い出の写真展示 障害者や高齢者ら|カナロコ|神奈川新聞ニュース

縫いぐるみ「代行旅行」 思い出の写真展示 障害者や高齢者ら

作品を紹介する小塚さん=横浜市中区

 病気などで外出が難しい人の代わりに、旅行させた縫いぐるみなどを撮影した写真展が、横浜市中区のアトリエ・チョコットで開かれている。同区のNPO法人「日本ぬいぐるみ協会」の主催で3日まで。

 同協会は、高齢者や体の不自由な人たちから縫いぐるみを預かり、「代行旅行」をさせて思い出写真を撮影。利用者に見てもらうことで、本人が外出したような気分を味わってもらう活動を行っている。取り組みを広く伝えようと、写真展を企画した。

 会員らから寄せられた作品約70点を展示。青森県横浜町で「くまのプーさん」の縫いぐるみが一面の菜の花畑の前でポーズを取る写真など、美しい風景を楽しめる作品が並ぶ。また、富士山や鳥取砂丘、米国やイタリアなどに出掛けたウサギや鳥の姿もある。

 同協会理事長の小塚晴美さん(49)=同市都筑区=は「難病支援団体からも依頼が来て、鎌倉などで縫いぐるみを旅させている。今後も必要とする人は増えると思う」と話している。

 開催期間中の問い合わせは、同協会電話045(211)5267(午前11時~午後5時。

PR