梅雨控え水難救助訓練 海老名・厚木・座間市消防|カナロコ|神奈川新聞ニュース

梅雨控え水難救助訓練 海老名・厚木・座間市消防

相模川に車転落想定

川の中で救助を求める人を助け上げる救助隊員ら=海老名市社家の相模川(同市提供)

 川の水が増える梅雨を前に、海老名、厚木、座間市の消防本部が29日、海老名市社家の相模川で合同の水難救助訓練を行った。3市の計56人が参加した。

 東名高速から5人が乗った車が相模川に転落し、2人が水面で助けを求め、水没した車内などに3人が取り残されたという設定。

 乗用車に見立てた鉄パイプ製の四角いやぐらを、東名高速の橋脚そばに沈めて訓練を実施した。乗員役の2人が川に入り、顔を水面から出して「助けてー」と大声を上げると、気づいた陸上の隊員がメガホンで「今助けに行きます。もう少し頑張ってください」と励ました。ゴムボートに4~5人が乗り込んで近づき、溺れている人をボートに引き上げた。

 続いて車内に残された人を捜すため、再度ゴムボートで現場に接近。空気ボンベを背負った救助隊員が水中に潜り、水中でダミー人形を発見、ボートに収容すると心臓マッサージをしながら岸に引き上げた。

 海老名市消防本部の二見裕司消防次長兼消防署長は「実際に東名高速から相模川に車が転落したことはない」としつつ、「バーベキューで川を訪れる人も多く、危険なので水には入らないでほしい。急に増水する場合もあり、すぐに避難するよう心掛けて。釣りをする人はライフジャケットを着用してほしい」などと呼び掛けていた。

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