未来はMMから R&D施設集積の背景(1) つながり 組織超えて技術革新|カナロコ|神奈川新聞ニュース

未来はMMから R&D施設集積の背景(1) つながり 組織超えて技術革新

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2018/05/28 15:17 更新:2018/05/28 15:17
 平日の夜にもかかわらず、イベント会場となった横浜・みなとみらい21(MM21)地区のシェアスペースは、仕事帰りの会社員らの熱気であふれていた。NTTドコモ、富士ゼロックス、日立製作所、日産自動車-。3月、日本を代表する大手企業の社員ら60人が業界を超えて集まった。

 「会社の外の人とつながりたい」「新しい知識や刺激がほしい」。つながりを求めて集まり、仕事のアイデアや新規事業のヒントを探る。最近、MM21地区でよく見られるようになった光景だ。

 イベントは個人や組織のための新たなコミュニティーづくりにつなげる狙いで横浜市経済局が主催した。参加者は皆、会社の命令ではなく、ネットの告知を見て自発的に申し込んだ。

 大手総合電機メーカーで技術開発を担当する男性(42)は「こうした集まりがあるたびに参加しているが、毎回刺激を受ける。社内のアイデアだけではイノベーション(技術革新)は絶対に起きない」と意義を強調する。

 

進出ラッシュ

 

 MM21地区はショッピングや観光のイメージが強いが、日産自動車や富士ゼロックスなど大企業のオフィスも多い。さらにこの1~2年、資生堂や電子部品メーカーの村田製作所などが研究開発(R&D)拠点をつくると発表。現在、みなとみらい線新高島駅近くのMM21地区西側ではクレーンが立ち並び、開発ラッシュに沸いている。
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