大船の書店で認知症ブックフェア 当事者がポップでPR|カナロコ|神奈川新聞ニュース

大船の書店で認知症ブックフェア 当事者がポップでPR

萱野店長(左)に手作りのポップを手渡す認知症の当事者ら =くまざわ書店大船店

 認知症をテーマにしたブックフェアが「くまざわ書店大船店」(鎌倉市大船)で開かれているのに合わせ、認知症の当事者らが26日、同書店を訪れ、本棚に飾る手作りの「ポップ」を店側にプレゼントした。ポップには「私たちも前向きに仲良く元気に楽しく過ごしています」とのメッセージが書かれ、当事者らは「認知症でも楽しく生きている人がいることを知ってほしい」と話している。

 フェアは、大船駅近くで毎月1回開かれている認知症の本人同士が語り合う「本人カフェ」の利用者らが書店側に依頼し、実現した。「認知症を堂々と生きる」「認知症になった私が伝えたいこと」など、全国の当事者による書籍を中心に10作品ほどが並ぶ。

 この日はカフェに通う当事者5人と家族らが萱野健太郎店長(35)にポップを手渡した。カフェを主催する「かまくら認知症ネットワーク」の稲田秀樹代表理事(57)は、「認知症の本人が書いた本が最近多く出ているが、目立つ所に置いてもらうことはなかなか難しい」と説明。「認知症はマイナスのイメージが付きまとっているが、本人たちは前向きに生きようとしているので、偏見が少なくなれば」と話している。

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