創薬開発などで連携 川崎市と東工大が協定締結|カナロコ|神奈川新聞ニュース

創薬開発などで連携 川崎市と東工大が協定締結

イノベーション推進に関する連携協定を結んだ東工大の益一哉学長(左)と福田紀彦市長=市役所

 川崎市と東京工業大は21日、地域発の技術革新の創出や人材育成など5項目で連携・協力する協定を結んだ。同大は次世代の創薬として注目される「中分子創薬」にスーパーコンピューターを使う試みを進めており、同分野で世界初の研究拠点を同市川崎区殿町3丁目地区(キングスカイフロント)に設置している。

 締結式で同大の益一哉学長は「京浜地区が世界に発信する技術力は非常に高い。川崎はその中心にある。新しい活力を生み出し、国際競争力の一つになりたい」と抱負を語った。

 福田紀彦市長は「川崎は自由な発想で革新的な技術を次々と生み出す街を目指している。学術機関との連携が大事で、その一つとして殿町に東工大の研究拠点がある。ここから次々と連携の形が生み出されることを期待したい」と述べた。

 今後は研究成果の実用化に向けた実証実験なども行っていく方針で、製鉄所から出たガスや水素などを燃料にした公共交通の運行実験なども検討していくという。 

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