和洋、猫のアート135点 コレクター寄贈 藤沢市アートスペースで公開|カナロコ|神奈川新聞ニュース

和洋、猫のアート135点 コレクター寄贈 藤沢市アートスペースで公開

猫をモチーフにした美術品が並ぶ「猫まみれ展」=藤沢市辻堂神台の市アートスペース

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 浮世絵から現代美術まで幅広い分野で猫をモチーフにした美術品を集めた「招き猫亭コレクション 猫まみれ展」が、藤沢市アートスペース(同市辻堂神台)で開かれている。コレクターから450点余りを贈られた市が主催した。「貴重な品の数々を楽しんでほしい」と呼び掛けている。6月17日まで。

 コレクターは、猫の美術品を約40年かけて集めてきたことで知られる招き猫亭小銀さん。市文化芸術課によると今年2月、匿名を条件に、455点が市に寄贈された。

 その中には、江戸時代の浮世絵師・歌川国芳や、日本近代絵画史に名を残すレオナール・フジタ(藤田嗣治)、米ポップアート界の旗手アンディ・ウォーホルといった著名な作家の作品が数多く含まれ、評価額は少なくとも1億1千万円に上るという。

 企画展では、寄贈作品の一部となる135点を展示。招き猫亭小銀さんが収集を始める動機になった、19世紀末のパリで活躍した画家の版画や、コレクションの中でも特に重要とされる藤田嗣治の水彩画なども並ぶ。今回、展示されなかった作品は今後、別の企画展で紹介する予定。

 同課は「美術ファンなら誰もが知る著名な作家や、猫好きにはたまらない作品が数多く展示されている。それぞれのお気に入りの猫を見つめてもらいたい」と話している。

 午前10時~午後7時。月曜休館。一般200円、大学生・高校生100円。6月2、10の両日は、午後2時から担当学芸員による展示解説もある。

 問い合わせは、市アートスペース電話0466(30)1816。

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