寄り添う「&」で誘客 城ケ島に恋人見立てた記念碑|カナロコ|神奈川新聞ニュース

寄り添う「&」で誘客 城ケ島に恋人見立てた記念碑

「みはらし広場」に設置されたモニュメント=城ケ島

 記号「&」を、寄り添う恋人たちに見立てたモニュメントが今春、三浦市・城ケ島のハイキングコース内にお目見えした。島にある2基の灯台が「恋する灯台」に選ばれたことを契機に、“恋愛の聖地”への取り組みを加速させようと、県が新たに設置。地元関係者は「観光客増につながれば」と期待を寄せている。

 モニュメントは、回遊性を高めるために島南部の高台に整備されたハイキングコース(約1キロ)内の、「みはらし広場」に設けられた。台座の上には、緑色とピンク色の「&」が寄り添うように建つ。&は「あなたとわたし」や、「恋する灯台」に選ばれた城ケ島灯台と安房埼(あわさき)灯台の、「と」の意味を込めて選ばれた。また台座には、モニュメントから灯台までの距離(城ケ島=西に480メートル、安房埼=東に1460メートル)も記した。

 3月下旬に完成して以降、大型連休などには、ハイキング客らが目新しいモニュメントを見つけ、記念撮影する姿が見られるようになったという。広場からは相模湾が一望でき、晴れた日には伊豆大島まで見渡せるため、「インスタ映え」のスポットとしても人気を呼びそうだ。

 1870年と1962年にそれぞれ初点灯した城ケ島灯台と安房埼灯台は、非日常感を味わえる点などが評価され、2016年に首都圏では唯一、「恋する灯台」に選ばれた。さらにモニュメントの完成で、地元・城ケ島区の加藤治彦区長(80)は「若い世代の観光客に灯台やモニュメントを巡ってもらい、長く滞在してもらえれば」と期待。城ケ島観光協会の青木良勝会長(54)も「“恋愛の聖地”と呼ばれるにふさわしいイベントも仕掛けていきたい」と意気込んでいる。

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