【産地直売】Japan Herb Science/相模原市緑区 土作りから栽培、加工まで|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【産地直売】Japan Herb Science/相模原市緑区 土作りから栽培、加工まで

買う・食べる@木曜日

代表の石井さん

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【2018年5月17日紙面掲載】
 相模原市緑区に広がる約1650平方メートルの畑には、さまざまなハーブが伸びやかに枝葉を広げる。海外から取り寄せた約140種の種を地道に育て続け、現在約100種が育っているという。人気のラベンダーやミントなどをはじめ、この時季はカモミールの白い花が咲き誇り、ブルーコーンフラワーの鮮やかな青がすがすがしく目に映る。

 「Japan Herb Science」代表の石井智子さん(58)は、ここでハーブを栽培・収穫し、蒸留などの加工まで一貫して行う。その研究の中で得たハーブの知識や活用方法を、セミナーやコンサルティング、ハーブセラピーなどを通して啓蒙(けいもう)し続けている。

 自身が体を壊してしまったことをきっかけにハーブの精油と出合い、安心安全な“本物”のハーブを求めた結果、自分で育てるところから始めることにした石井さん。「大事なのは土。だけど土はすぐには変わらない。10年単位でじっくり取り組まないと」。行程の土台となる土作りには並々ならぬこだわりと情熱を持つ。耕作放棄地だった土地を2年かけて耕作。植物性の堆肥のみ投入し、農薬を使わずに育てたハーブの出来栄えを元に試行錯誤を繰り返すこと10年。「土の状態が思わしくないと、自分の体も不調になる」ほど打ち込んできた。野菜などと違い、意外にも「土が豊かだとハーブはあまりいい香りがしない」のだという。

 そうして収穫した新鮮なハーブは、ハーブウオーターや精油、チンキ剤などに生まれ変わり、所狭しと研究室に並ぶ。その香りと効能は、日常生活のいろいろな場面で生かすことができる。アロマセラピストの国際ライセンスを持ち、自家製ハーブで伝承医学を検証してきた石井さんは、その基本から驚くような使い方まで、惜しげも無く教えてくれる。セラピーやワークショップを通して目的に合ったハーブ製品を入手することもできるが、「ハーブが身近にあれば誰でもできます。ぜひ育ててみて」と勧める。

▼ここで入手できる
☆ビオ市(藤野倶楽部内)
 相模原市緑区牧野4611の1。JR中央線藤野駅からバスで藤野倶楽部下車。第1・3火曜午前8~11時。

☆生活のマルシェ
 東京・恵比寿ビジネスタワー広場。恵比寿駅徒歩5分。隔週月曜正午~。次回は21日。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。価格などは変わっている場合があります。

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