地魚食べに小田原へ 漁港周辺店舗など協議会発足|カナロコ|神奈川新聞ニュース

地魚食べに小田原へ 漁港周辺店舗など協議会発足

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2018/05/17 02:00 更新:2018/05/17 02:00
 小田原の地魚のおいしさを伝えようと、小田原漁港周辺の鮮魚店や飲食店、卸業の若手経営者らによる「小田原地魚大作戦協議会」が16日、発足した。同日の設立総会では、新鮮なサバの身をメンチ状にして揚げた「とろサバ棒」などの試食会も併せて開催。今後、新商品の開発やプロモーション活動に取り組むといい、メンバーは「地魚が小田原へ行く動機につながれば」と意気込んでいる。

 同協議会は、市内の若手水産関係者ら11人で構成。普段から交流があるが、子どもたちの魚離れに危機感を抱いたことなどをきっかけに、設立の話が持ち上がったという。

 総会では、飲食店などを営むJSフードシステム常務の田川修三さん(42)が会長に就任。「おいしい、楽しい、が混在した地域を目指したい」と抱負を語った。

 総会に続き、加藤憲一市長への報告会や試食会も実施。とろサバ棒や、ソウダガツオを使ったメンチカツに近い食感の「ソーダ棒」がお披露目された。

 とろサバ棒は試行的に春のイベントなどで1本500円で販売してきたが、大きさや料金を検討した上で、8月のイベント「みなとまつり」で一般販売する予定。市が考案したカマスの骨を抜いて揚げた「かます棒」と一体でPRしていく考えだ。

 田川会長によると、今後は季節ごとに「地魚棒シリーズ」を発表。市外の観光客誘致に重きを置いたプロジェクトだが、まずは地元の人たちに理解を深めてもらうため、魚をキャラクター化・商品化するほか、地魚を使用した給食メニューの開発・提案もしていく。

 試食会に参加した加藤市長は「いろいろな人がつながり、小田原の発揮できていないポテンシャルを引き出してほしい」と話し、新たなブランドづくりに期待を寄せた。

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