大型客船受け入れ、準備着々 横浜港・新港ふ頭|カナロコ|神奈川新聞ニュース

大型客船受け入れ、準備着々 横浜港・新港ふ頭

大型の起重機船で据え付けられる桟橋=横浜港・新港ふ頭9号岸壁

 横浜市は11日、横浜港・新港ふ頭9号岸壁で大型クルーズ客船を受け入れるために建設中の新たな岸壁の整備工事を報道関係者に公開した。

 新たな岸壁は延長340メートル。既存の岸壁を鋼管や矢板を使って改修する陸上部(長さ167・5メートル)と、沖合の海上部(172・5メートル)で別の工法を用いて工事が行われている。

 この日は、沖合の海底に固定した鋼管くいに、三角形を組み合わせたトラス構造の桟橋を大型の起重機船で据え付ける作業が行われた。

 「ジャケット式桟橋」と呼ばれる構造物で、津市のJFEエンジニアリング工場で製作。4基に分割して海上輸送され、10日は重さ264トンの桟橋を、11日は279トンの桟橋をそれぞれ据え付けた。来週には残り2基に取りかかるという。

 工事は客船の大型化や寄港数の増加に対応するため、築後80年近くがたち老朽化した既存の岸壁を改修し耐震性能を強化するもの。市は2015年12月に着工、19年春の完成を目指している。総事業費は約48億円。

 工事を担う市港湾局建設第1課の担当者は「大型客船が着岸できる岸壁の基礎ができた。完成後には市内の活性化やにぎわいに寄与したい」と話している。

PR