プラント工法で協業 日揮が中国企業と契約合意|カナロコ|神奈川新聞ニュース

プラント工法で協業 日揮が中国企業と契約合意

ロシアのLNGプロジェクト向けに作られたモジュール(日揮提供)

 日揮(横浜市西区)は、「モジュール工法」と呼ばれるプラントの組み上げ方法を使うプロジェクトで、中国のプラントメーカー中国海洋石油工程(COOEC)との協業契約に合意した。

 同工法は、プラントを複数に分割して最終建設地とは別の第三国で製作し、大型船で輸送して最終建設地で一つのプラントに組み上げるもの。最終建設地での工事量を最小化することが可能で、厳しい自然条件や工事コストが高い地域でのプラント建設に役立つという。

 日揮はこれまでにロシアやオーストラリアの液化天然ガス(LNG)プロジェクトでモジュール工法を導入。COOEC社は中国国内に複数の大型モジュールヤードを所有し、日揮のプロジェクトで製品を納品した実績がある。

 日揮によると、自然環境の厳しい地域や海洋上での浮体式設備などモジュール工法の適用が要件となるプロジェクトは増加傾向にあるという。また、シェール革命以降、多くの大型LNGプラントや石油化学プラント建設が計画される北米では労働コストがプロジェクト遂行上の制約となっており、工事量を最小化するモジュール工法の適用は有効な対応策になるという。

 日揮は「COOEC社との協業などを通じ、増加傾向にあるモジュール工法適用プロジェクトに積極的に対応していく」としている。

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