1トンの大凧成長願い大空舞う 相模原、座間|カナロコ|神奈川新聞ニュース

1トンの大凧成長願い大空舞う 相模原、座間

「大凧祭り」5月5日まで

強風を受け、ふわりと舞い上がった相模の大凧=相模原市新戸スポーツ広場

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 子どもの健やかな成長などを願う相模原市と座間市の伝統行事「大凧(おおだこ)祭り」が4日、両市の相模川河川敷(座架依橋北側)でそれぞれ始まった。畳100畳分以上の大凧が揚がると、集まった多くの観光客から歓声が上がった。5日まで。

 相模原市側には4会場が設けられ、南側の新戸会場では地元保存会のメンバーらが「翠風(すいふう)」と書かれた約14・5メートル四方(128畳)の大凧を揚げた。

 風速10メートル前後の強風が吹くあいにくのコンディションのため、1、2度目は地面を離れる前に大凧が倒れて失敗。3度目に100人の引き手が力強く綱を引くと、約1トンの重さをものともせず、約70メートルの高さまで舞い上がった。風にあおられ、滞空時間は1分15秒にとどまった。

   座間市側の会場でも地元保存会のメンバーら約100人が「葵翔(きしょう)」と書かれた約13メートル四方(100畳)の大凧揚げに挑戦。約20メートルの高さまでふわりと揚がったものの、6秒後に墜落し、会場からはため息が漏れた。

 相模原市側の会場では、大凧の綱を引いていた男性ら計5人が転倒し、軽傷となった。

 両市の大凧揚げは江戸時代に始まったといわれ、明治時代には本格的に行われるようになった。現在は「日本一の大凧揚げ」として地元保存会などによってそれぞれ続けられている。

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