湘南工大府高の小堀が2位 競泳日本選手権|カナロコ|神奈川新聞ニュース

湘南工大府高の小堀が2位 競泳日本選手権

【女子1500メートル自由形決勝】森山幸美(上)に食らいつき、2位に入賞した小堀倭加(湘南工大付高)=東京辰巳国際水泳場

 ジャカルタ・アジア大会(8~9月)、パンパシフィック選手権(8月・東京)などの代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権最終日は8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、県勢は、女子1500メートル自由形で小堀倭加(湘南工大付高3年、相模原DC)が16分20秒82で2位、女子100メートル自由形で青木智美(あいおいニッセイ、神奈川総合高出身)が54秒52で2位、五十嵐千尋(T&G、日大藤沢高出身)が54秒94で3位。また、男子100メートル自由形で塩浦慎理(イトマン東進、湘南工大付高出身)が48秒76で2位、女子200メートル背泳ぎで赤瀬紗也香(ANAAS、川崎北高出身)が2分9秒64で2位、男子400メートル個人メドレーで竹内智哉(早大2年、湘南工大付高出身)が4分14秒49で3位に入った。

 女子100メートル自由形は17歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が自身の日本記録を0秒43更新する53秒03で優勝し、代表に決まった。池江は50メートルバタフライでも自らの日本記録を0秒01塗り替える25秒43をマークし、今大会は出場4種目全てを日本新で制した。

粘りみせベスト更新

 2年連続の2位とはいえ、自己ベストを約6秒も更新した。駆け引きや並外れたスタミナが鍵となる1500メートル。「最後まで粘れたのが良かった」と、小堀は表彰台で白い歯を見せた。

 スタートから先頭を泳ぎレースを引っ張ったが、100メートルすぎで隣を泳ぐ森山(日体大4年)に抜かれた。中村(大阪・近大付高2年)も背後から迫る。後半の1000メートルでは0・38秒差まで詰め寄られたものの、「しっかり見えていた。最後の力を出し切ろう」と、練習から意識してきたという力強いキックで引き離した。

 得意種目の400メートルでも銀メダル。ただ満足はしていなかった。「400メートルでは後半失速してしまって…。1500メートルでは粘れて良かった」と反省点を成果につなげた。

 昨夏の世界ジュニア選手権で日本高校記録を17年ぶりに塗り替えるなど自由形の未来を担う逸材だ。「大会中に結果が出ず精神的に落ち込んだこともあった。気持ちの切り替えがうまくいけば、もっといいタイムが出るはず」。着実にステップアップしている。

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