障害者と住民の交流描く 横浜、記録映画上映へ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

障害者と住民の交流描く 横浜、記録映画上映へ

映画の一場面((C)水口屋フィルム)

 日本映画大学(川崎市麻生区)の卒業制作で、障害者と地元住民の交流を描いたドキュメンタリー映画「ひいくんのあるく町」が17日から、横浜シネマリン(横浜市中区長者町)で上映される。同大で指導した中村高寛(たかゆき)監督(43)の「ヨコハマメリー」と同時上映される。30日まで。

 メガホンを取ったのは、同大卒業生の青柳拓さん(24)。地元の山梨県市川三郷町で、笑顔で町を歩き回り、人気者として知られていた「ひいくん」こと渡井秀彦さん(39)に焦点を当て、地元の人たちとの交流の様子を初監督作品として47分にまとめた。

 ひいくんは知的と身体の障害がある。ヘルメット姿で商店街を歩き回るひいくんをカメラが追うと、商店主たちが温かく受け入れていたことを知った。

 「笑顔を絶やさなかったのは町での暮らしを楽しんでいるから。ひいくんが暮らす古里は面白く、共感が持てるようになった」

 同大非常勤講師の中村監督の作品に影響を受け、メリーさんのように地域に根ざした身近な人をテーマに撮りたいと思い、指導を受けた。作品は昨年公開され、「映文連アワード2017」で準グランプリを受賞した。17、18日は上映後、渡井さんと青柳監督が舞台あいさつする。前売り券は900円(1作品)、当日券は千円(同)。問い合わせは、同館電話045(341)3180。

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