〈時代の正体〉「ふざけんな!」官邸前で怒りの声|カナロコ|神奈川新聞ニュース

〈時代の正体〉「ふざけんな!」官邸前で怒りの声

森友決裁文書改ざん問題

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2018/03/13 23:14 更新:2018/11/24 17:35
【時代の正体取材班=田崎 基】学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書の改ざん問題について政権の対応に抗議する集会が13日夜、東京・千代田区の首相官邸前で行われた。前日に続いて大勢の人が詰めかけ、麻生太郎財務相の辞任や安倍晋三政権の退陣を訴えた。

 前日の集会と同様にツイッターやフェイスブックなどのSNSで参加の呼びかけが広まり、午後7時ごろには官邸前の歩道は参加者で埋め尽くされた。衆参の野党議員も駆け付け、安倍政権の責任を問う声が相次いだ。

 マイクを握りスピーチした自営業の井手実さん=東京都=は、麻生財務相に辞任の意向がないことを批判し「こんなことでは、このデモが終わることはない。今日も、明日も明後日も続く。そして全国へ広がっていく。もう私たちは『ふざけんな』と言っていい」と怒りの声を上げた。

 官邸前の路上にはドラムの音が鳴り響き、「うそつき、隠蔽(いんぺい)政治家やめろ」などとコールが繰り返された。埼玉県所沢市から駆け付けたという自営業の男性(40)は、「もう何もかもがデタラメすぎる。『一部の官僚が改ざんした』などというあり得ない説明を繰り返し、どうかしている」と憤りをあらわにした。

 「民主主義が破壊された」と口にしたのは東京都国立市の大学院生(27)。「この1年間、森友問題が国会で議論されてきたが、その土台となる文書自体が改ざんされていたことになる。そしてこの間には解散総選挙が行われた。改ざんされていない文書が公開されていたら、選挙結果はどうだったか。そう考えるといまの『国民の代表』は民主的に選ばれたと言えるのか」

 都内の自営業の女性(47)は「安倍はやめろ」と書かれたプラカードを手に声を張り上げた。「安倍首相に怒りの声を伝えなければならない。そう思ってここに来た」と話した。

 抗議集会は14日も首相官邸前で行われる。市民団体「未来のための公共」、「安倍政権NO実行委員会」の共催で午後7時半から。

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