【震災7年】絵手紙展「忘れないで!」原発避難者が制作 藤沢|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【震災7年】絵手紙展「忘れないで!」原発避難者が制作 藤沢

壁に並んだ山田俊子さん「折々の絵手紙」原画と、展示を企画したピープルファクトリー所長の大谷東子さん=ピープルファクトリー2階のカフェ&ギャラリー

 東日本大震災の被災地、福島県南相馬市にある地域作業所の支援を続けているNPO法人地域作業所「ピープルファクトリー」(藤沢市鵠沼橘)で12日、東京電力福島第1原発事故の避難者が数年にわたって描いた絵手紙展が始まった。

 毎年3月に「忘れないで!福島」と題して、同所長の大谷東子さん(75)が、地域作業所2階のカフェ&ギャラリーを使った催しを企画。今回は、昨年秋に福島原発かながわ訴訟原告団が編集した絵手紙集「折々の絵手紙」に感銘を受け、愛川町で避難生活を送る作者の山田俊子さんから原画を借り受けた。

 山田さんは2007年に南相馬市原町区に移住、11年に「原町にやってきて四年 びわの花が咲いた! 『ここに住んでいいよ!』と」と花を描いた直後に被災。17年6月には「くやしさがびわの実見ればよみがえる」と記した。カフェでは絵が主体となったものを中心に大谷さんが選んだ57枚を展示。福島支援の寄付金込みの千円で「折々の絵手紙」の販売もする。同展は31日まで(土日祝日は休み)、午前10時~午後4時。問い合わせは電話0466(23)5110。

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