学校の汚染土移設完了 横須賀市立43校、計17トン|カナロコ|神奈川新聞ニュース

学校の汚染土移設完了 横須賀市立43校、計17トン

重機で行われた移設作業(市教委提供)

 横須賀市立の小学校、中学校、高校、特別支援学校の計43校の敷地内に埋設していた放射性物質を含んだ汚染土について、市教育委員会は7日、下町浄化センター(同市三春町)への移設作業が完了した、と明らかにした。ただ今回も仮保管で、市教委は「できるだけ早い時期に業者を見つけ、最終処分を行いたい」としている。

 市立学校では、東京電力福島第1原発事故の影響で、集水升などから市が定めた放射線量の基準値を上回る土砂や汚泥などが見つかり、学校敷地内に暫定保管。その後は処分業者が見つからないとして手つかずとなっていた。

 移設は昨年12月26日から開始し、3月6日に終わった。土砂の総量は約17・6トンで、20袋に分けてコンテナ1基に保管し、コンテナの開口部は溶接して密封した。コンテナ周辺の放射線空間線量は土砂の移設前後で同じといい、影響はないという。

 市教委は当初土砂の総量は約7トンとしていたが、「あくまでも想定で、当時は埋めることを最優先にしたため実際に計量はしていなかった」と説明している。

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