防犯情報を一目で 3月下旬、川崎市が「みんパト」配信|カナロコ|神奈川新聞ニュース

防犯情報を一目で 3月下旬、川崎市が「みんパト」配信

不審者、犯罪状況…アプリ一元化

アプリの画面。事案が発生した地域が黄色く色塗りされ、複数の事案が発生した場合、色が赤くなっていく(モデル画面)

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 川崎市は、警察や学校が把握した不審者の目撃情報、犯罪の発生状況などを一元化して発信する防犯アプリを開発し、3月下旬から運用を始める。身近な情報を個人の防犯意識の醸成や防犯活動団体の活動に生かしてもらい、地域の防犯力を高めていきたい考えだ。

 市が開発したのは、「かわさき防犯アプリ」。愛称はみんなの防犯パトロールを略して「みんパト」とし、スマートフォンやタブレット端末向けに無料ダウンロードできるようにする。

 これまで不審者の目撃や振り込め詐欺の電話などの情報は、警察や学校、区役所などがそれぞれ把握し、登録した希望者へのメールやホームページなどで注意喚起していた。

 このアプリではそれらを一元化して発信し、地図情報付きで発生場所や事案の内容が表示されるのが特徴。自宅の場所や通勤経路、通学路などに合わせて希望の区の設定できるほか、欲しい事案の種類を▽不審者の声掛け▽痴漢・公然わいせつ▽ひったくり▽振り込め詐欺-などから選択できる。

 事案の発生場所は地図上で発生地点を含む狭いエリアを黄色く色塗りして知らせる。そのエリアをタップすると、事案の内容が文字で表示される。

 希望する事案の新着情報は、アプリを開かなくても「プッシュ通知」で知らせる。情報を共有化しやすいように、家族などにメールで簡単に転送できる機能やツイッターで拡散できる機能も備える。

 市によると、自治体が警察や行政、学校の情報を一元化して発信する防犯アプリは全国でも珍しいという。民間に委託して開発し費用は約480万円。

 市地域安全推進課は「個人がそれぞれ身近に起きていることを把握して備えるとともに、町内会などがパトロールや見回りの場所を選ぶ際に活用してもらいたい」としている。

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