横浜市がシングルマザー協会と連携 当事者目線の支援を|カナロコ|神奈川新聞ニュース

横浜市がシングルマザー協会と連携 当事者目線の支援を

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2018/03/01 10:34 更新:2018/03/05 22:32
 横浜市は28日、日本シングルマザー支援協会(同市神奈川区)と連携協定を結んだ。同協会が独自の支援プログラム「ひとり親コンシェルジュ」を市内で本格展開し、市は対象者への情報発信などで協力する。行政の支援が届きにくいシングルマザーの自立支援につなげる試みで、代表理事の江成道子さん(49)は「相談の一歩を踏み出した人は必ず救われるようにしたい」としている。

 協会は当事者が運営し、就労支援や交流会開催、メールマガジン発行などを行っている。子どもが18歳を迎えて児童扶養手当の対象外となる時期を見据え、より自立度合いを高める支援も手掛けており、コンシェルジュは昨年からスタート。当事者でもある支援者が家庭の問題や仕事のスキルアップなどについて共感しながら相談に乗り、必要に応じて就労支援を行う。独自に養成した支援者は全国に約30人おり、市内は5人程度。支援は対面中心。

 市内での本格展開に伴い協会側が市に連携を提案。市こども青少年局は「行政の支援は福祉的なニーズが高い人に手厚くなるが、制度に引っ掛からない層が抱える困難さに対する当事者目線の支援が期待できる」と話す。コンシェルジュの問い合わせ先は電話045(534)8849=平日午前10時~午後4時、協会内。

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