ハマスタと甲子園は僕の庭 東海大相模 小笠原慎之介(下)|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ハマスタと甲子園は僕の庭 東海大相模 小笠原慎之介(下)

現役ヒーロー編 47/100

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2018/02/27 02:00 更新:2018/02/27 02:00
神奈川高校野球100回大会 2015年に、45年ぶりとなる夏の全国の頂へ登り詰めた東海大相模。東の横綱に最後に土を付けたのが、その春の関東大会準決勝で対戦した浦和学院(埼玉)だった。

 直前の選抜大会で4強入りしていた強力打線に、小笠原慎之介は打ちのめされる。「浦学は春にめちゃくちゃ強いから自分の力を試せる。自分一人で勝とう」と最速149キロを計測したが、直球は荒れに荒れ、2本のアーチを浴びた。

 試合後には顔面蒼白(そうはく)で「このままじゃ夏に勝てない」と答えた。ただ、真意は違ったという。

 「チームを第一にそうしゃべったけど、本心は単に僕が負けたことが悔しかった。取材の時に答える言葉は、きれいにしゃべっておこうとずっと気を遣いましたね…」

 すべては、監督の門馬敬治へのメッセージだった。「あの時はまだ監督と意思疎通できていなかったし、合わせないと使ってもらえないと思っていましたから」
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