足柄上郡5町「病児保育」を共同実施 開成町で10月から|カナロコ|神奈川新聞ニュース

足柄上郡5町「病児保育」を共同実施 開成町で10月から

 足柄上郡5町(中井、大井、松田、山北、開成各町)は2018年度から、子育て支援策の一環として、病気の子どもを一時的に預かる「病児保育」事業に乗り出す。社会福祉法人に運営を委託し、開成町内にある法人所有の施設で、10月から開始する。利用者のニーズなどを見極めた上で、今後定員などの見直しを図りたい考えだ。

 事業を取りまとめる開成町によると、病児保育は社会福祉法人が現在建設中の、5階建て施設の一室を利用する。

 5町内に住む生後4カ月から小学3年生が対象で、定員は1日6人。土・日曜日、祝日などを除く午前7時半から午後6時半まで利用できる。料金は1日2千円で、生活保護利用世帯は全額を、住民税非課税世帯は半額を減免する。

 看護師1人と保育士2人が常駐。施設の1階には診療所が入居するほか、近くに小児科医院もあるため、子どもの病状が悪化した場合などの連携の在り方についても今後、検討する。

 5町は15年度から、広域で病児保育事業に取り組むことを事務レベルで検討。域内の医療機関に対してヒアリングするなど、実現に向けて模索してきた。16年度に入り、施設を新設する社会福祉法人から事業実施を相談され、5町での今後の広域連携の在り方などを話し合う「あしがら地域創生連携推進協議会」で、最終的な詰めの作業を行ったという。

 18年度の総事業費は人件費など896万円で、開成町の18年度当初予算案の一般会計に計上。内閣府の補助メニューを活用し、国と県からの補助金を除く300万円を、5町が人口や実績に基づいてそれぞれ負担する。

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