【産地直売】北島牧場/相模原市緑区 搾りたて味わって|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【産地直売】北島牧場/相模原市緑区 搾りたて味わって

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北島一夫さん

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【2018年2月15日紙面掲載】
 東京・町田市を拠点に、牛の飼育から乳製品の製造・加工・販売まで一貫して行う「東京みるく工房ピュア」。加工所や販売店舗は同市内にあるが、2001年12月に牧場を相模原市緑区に移設し、約3千平方メートルの敷地で乳牛約50頭、育成牛約20頭を飼育している。

 父親が1941年に始めた牧場を継いだ北島一夫さん(73)は、現在、息子夫婦と3人でこの「北島牧場」を切り盛りする。

 1日2回の搾乳・餌やり・牛舎の清掃は、毎日午前6時と午後4時。搾乳は1頭につき約5分ほど掛かり、1頭から1日平均約32リットルの生乳が取れるという。「牛は体温が高いから、冬は元気。牛乳もおいしい。健康状態は毎日気をつけて見ているよ。人間と同じだね」と目を細める。

 江戸時代には滋養強壮剤として珍重され、現代では身近な食材の一つとなった牛乳。自給率は100%だが、市販されている牛乳の約9割は「超高温殺菌」という約120度で2~3秒間殺菌処理されたものだ。一方、「東京みるく工房ピュア」が販売する牛乳は、北島牧場で搾ったばかりの生乳を約65度で30分かけて処理した「低温殺菌」。消費期限が5日間と短いが、搾りたての風味が味わえ、カルシウムやタンパク質などの栄養の損失が少ないのが特徴という。そのおいしさと品質の高さから、材料にこだわる近隣の洋菓子店や飲食店などがこぞってこの牛乳を使用する。

 北島さんは、「六次産業」という言葉が世に出る以前から、生乳の生産や加工だけでなく、乳製品の開発から販売までを担う新しい酪農に果敢に取り組んできた。「酪農こそ地産地消の原点だと思う」と力を込める。

 輸送技術などの進歩で全国の産地の牛乳が簡単に手に入るようになった。しかし、「都会に牛がいてもいいじゃない。これから都市の農業がもっと必要になる時代が来ると思うよ」と、未来を見据えている。 

お薦め品
◇低温殺菌牛乳
 900ミリリットル561円
 200ミリリットル172円
 紙コップ1杯150円
◇のむヨーグルト
 500ミリリットル453円
 150ミリリットル194円
◇ミルクジャム
 1瓶100グラム入り640円
◇生キャラメル
 6粒入り370円

ここで買える
東京みるく工房ピュア
☆町田市相原町2558。JR相原駅からバスで東京家政学院下車すぐ。午前11時~午後4時。月曜休み(3月12日まで)、同13日以降無休。電話042(783)3694。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。

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