障害者施設で不明金1800万円 横浜、市の補助金も含め|カナロコ|神奈川新聞ニュース

障害者施設で不明金1800万円 横浜、市の補助金も含め

横浜市庁舎

 横浜市は15日、一般社団法人みのりの里(港南区)が同区で運営する障害者通所施設4カ所で、前代表理事(45)による不適切な現金支出や収入金処理など約1800万円の不明金が判明したと明らかにした。不明金には市の補助金も含まれており、同法人は調査を進めるとともに県警に対応を相談している。

 市などによると、昨年11月の市社会福祉協議会による2016年度分の定期監査で発覚。その後の調査で同年3月から17年12月までの間に4施設で、小口現金の使途不明や改修工事費の二重計上、購入品の所在不明などが明らかになった。

 市などによると、前代表理事が1人で会計全般を担当。銀行口座から小口現金として引き出したことを認めた上で「私的利用はしていない。領収書が見つからない」などと説明している。通所者から集めた給食費などについては各施設から回収して銀行の貸金庫に預けたと説明しているが、実際には小銭しか残っていなかった。前代表理事は混乱を招いた責任を取って昨年12月に辞任した。

 同法人は12年に設立。前回(15年)の定期監査では大きな問題はなかったという。同法人は、現時点では4施設の通所者計82人への影響はないとしており、今後は会計のダブルチェックなど運営体制を見直し、3月中に市社協宛てに改善報告書を提出する方針。

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