障害児ら楽しく接客 地元居酒屋で就労体験|カナロコ|神奈川新聞ニュース

障害児ら楽しく接客 地元居酒屋で就労体験

就労体験で取り皿や料理を運ぶ子ども=鈴や武蔵中原店

 知的障害のある子どもたちの就労体験が川崎市中原区の居酒屋で行われている。障害者就労支援を行っているダンウェイ(川崎市中原区)の要請に「鈴や武蔵中原店」が応えた。

 同社の放課後等デイサービス事業「ダンウェイジュニア」に通う小中高生たちで、10日夕には小中生5人が体験。同店を運営するすずやの蟹江脩礼社長から、あいさつやメニューの説明、料理の出し方などの説明を受け、早速、開店前の時間を使って家族らを相手に接客した。三角巾で頭を覆い前掛け姿の子どもたちは「いらっしゃいませ」「ハーブソーセージです」などと声を掛け、料理や飲み物をテーブルに運んだ。5人は「仕事をしてみたいと思っていたので楽しかった」などと話し、笑顔を見せた。

 ダンウェイの高橋陽子社長は「障害のある子どもたちが自立して生きていくためには、『地域共生』というテーマが不可欠。このように協力いただけるのは、本当にありがたい。物事に取り組んでいくことへの自信にもつながる」と感謝していた。

 同社は、知的障害者のために開発したホームページ制作ソフト「ICT治具(じぐ)」を使って就労支援を行っており、2016年10月から同デイサービスも始めた。すずやは障害者福祉農園などと連携し、ハーブソーセージを開発している。

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