みなと&わたし:米寿迎える2隻の船 日本丸と日本郵船氷川丸|カナロコ|神奈川新聞ニュース

みなと&わたし:米寿迎える2隻の船 日本丸と日本郵船氷川丸

日本郵船氷川丸

 横浜港で保存されている帆船日本丸と日本郵船氷川丸が今年、建造から88年を迎える。練習船の日本丸は神戸、貨客船の氷川丸は横浜で生まれたが、英国から取り寄せた鋼鉄製の船体の外板を「リベット構造」でつなぎ合わせるなど共通点も多い。

 溶接技術が確立する以前に建造された船舶が浮いた状態で保存されているのは国内でも珍しく、そろって国の重要文化財となった理由の一つとなっている。

 長寿命化には市民の理解と協力が不可欠だ。氷川丸では20代の女性ガイドが誕生。日本丸では修繕に向けて寄付を募ることにした。日本造船史の遺産を未来に伝える動きに注目したい。

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