「五輪のまち、藤沢を世界にアピール」 100歳の夢他阿真円上人
- 暮らし話題|神奈川新聞|
- 公開:2018/02/08 10:53 更新:2018/02/08 11:44
マイクを使わず人生や夢を語る他阿真円上人=藤沢商工会館ミナパーク
祝辞では、鈴木恒夫市長が「上人を見習って100歳を突破するよう努力していきましょう」とあいさつ。参加者が「語ってくれた戦争体験を心に刻み込んだ」「薪能には上人と握手したいという人がたくさん来る」といったエピソードを披露したほか、誓願寺(愛知県岡崎市)教師で孫の加藤圭さんが花束を贈呈した。
上人は、出征や病気など「生と死の境を12回もさまよった」と半生を振り返り、「人生で思いがけない苦しみ、悩みが起きたとき、南無阿弥陀仏と唱えれば阿弥陀様が励ましてくれる。その心境がようやく分かるようになった」と語った。
祝う会は、上人が今年数えで100歳となったことから、藤沢商工会議所と市観光協会が共催した。