「五輪のまち、藤沢を世界にアピール」 100歳の夢他阿真円上人|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「五輪のまち、藤沢を世界にアピール」 100歳の夢他阿真円上人

マイクを使わず人生や夢を語る他阿真円上人=藤沢商工会館ミナパーク

 時宗法主で遊行74代、総本山遊行寺57世、他(た)阿(あ)真(しん)円(えん)上人の「百歳を祝う会」が6日、藤沢市内で開かれた。集まった行政や経済関係者ら約120人に、上人は「東京五輪の時は102歳。セーリング会場の藤沢を世界にアピールしたい。夢の実現へ、皆さま協力を」などと、張りのある大きな声と笑顔で呼び掛けていた。

 祝辞では、鈴木恒夫市長が「上人を見習って100歳を突破するよう努力していきましょう」とあいさつ。参加者が「語ってくれた戦争体験を心に刻み込んだ」「薪能には上人と握手したいという人がたくさん来る」といったエピソードを披露したほか、誓願寺(愛知県岡崎市)教師で孫の加藤圭さんが花束を贈呈した。

 上人は、出征や病気など「生と死の境を12回もさまよった」と半生を振り返り、「人生で思いがけない苦しみ、悩みが起きたとき、南無阿弥陀仏と唱えれば阿弥陀様が励ましてくれる。その心境がようやく分かるようになった」と語った。

 祝う会は、上人が今年数えで100歳となったことから、藤沢商工会議所と市観光協会が共催した。

PR