【減災新聞】〈ひと・もの・まち〉プールの水で流す 横浜市、下水直結のハマッコトイレ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【減災新聞】〈ひと・もの・まち〉プールの水で流す 横浜市、下水直結のハマッコトイレ

地域防災拠点で行われたハマッコトイレの設置訓練=昨年10月、横浜市立稲荷台小学校

 横浜市は災害時のトイレ対策として、避難所となる市立小中学校などに下水直結式仮設トイレの導入を進めている。その名も「災害用ハマッコトイレ」。プールの水を活用でき、衛生環境の悪化も防げるという。

 ハマッコトイレは、公共下水道に接続した仮設のトイレで、校庭の脇などに専用管を埋設。使用する際はこの中にポンプを使ってプールの水を貯めておく。

 地表に通じる縦管のふたを外して仮設のトイレを設置すれば、用を足すことが可能。500人ほどが使用した後に排水し、再びポンプで貯水する手間はあるものの衛生的だ。仮設トイレの入り口に段差がなく、車いすのまま入ることもできる。

 ただ、整備は完了していない。市は、小中学校の中から避難所に指定された地域防災拠点と各区役所、液状化の被害が想定される地域の病院の計481カ所に整備する方針だが、完了したのは2016年度末で140カ所。「大きな被害が想定される海側を中心に設置している」という。設置済みの場所は、市のウェブサイトで確認できる。

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