助け合う心、マークに 「協力必要な時は声掛けて」 大学生2人が考案
- 社会|神奈川新聞|
- 公開:2018/02/05 12:46 更新:2018/06/16 10:42
マークを考えたのは、小田原市出身の飯山智史さん(22)と、横浜市青葉区出身の町田紘太さん(25)。どちらも東京大学に通う3年生だ。
手助けする意思を示すマークとして、缶バッジやステッカーなどを作製。かばんや服など目立ちやすいところに付け、声を掛けられたら協力するという仕組みだ。
ただ「絶対に助けなければいけないわけではない」ともしている。自分で解決できないことは警察官や駅員、英語が堪能な人を探すなど、できる範囲で構わない。時間がないときはマークを付けた別の人に頼むことも可能だ。あくまでも手伝いたい、手伝ってほしい、という気持ちのマッチングを大切にしている。
「今の社会は、人にあまり優しくないのでは」。そう考えるきっかけがそれぞれにあった。