華麗な舞 練習中 ユネスコ無形文化遺産「チャッキラコ」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

華麗な舞 練習中 ユネスコ無形文化遺産「チャッキラコ」

三浦・海南神社で15日奉納

指導を受け、練習に励む子どもたち=三浦市三崎の仲崎会館

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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている伝統行事「チャッキラコ」が15日、海南神社(三浦市三崎)などで奉納される。登録から今年で10年目を迎える女性だけによる民俗芸能。認知度も高まり、近年は担い手も20人以上で安定しているという。当日は晴れ着姿の少女たちが華麗な舞を披露する。

 チャッキラコは三崎の仲崎、花暮地区に伝わる小正月の伝統行事で、毎年1月15日に奉納。音頭取りと呼ばれる女性の唄に合わせて少女が踊り、港町を回って大漁や海の安全を祈願する。

 本番を控え、練習は7日から13日まで毎晩実施。今回は保育園・幼稚園の年少から小学6年生までの29人の少女が踊り手を務める予定だ。音頭取りやOGの中高生の指導を受け、子どもたちは扇子を持つ手の動きなどを確認している。

 当日は午前10時に始まり、同神社などで奉納するほか、複合施設「うらり」(同)や商店でも披露。竹に飾りと鈴を付けた道具「チャッキラコ」や扇を使い、「チャッキラコ」「お伊勢参り」「よささ節」など6演目を踊る。

 同遺産には2009年に登録。保護者らの関心も高まり、登録以前は15人ほどだった踊り手も、この数年は20人台を確保できているという。

 最後の参加となるいずれも小学6年生(12)2人は「間違えずに踊りたい。伝統なので続いてほしい」、「動きをうまく合わせて、皆と思い出をつくりたい」と意気込んでいる。

 継承する「ちゃっきらこ保存会」の高木巌会長(76)は「ユネスコに登録されてからは知られるようになってきた。子どもたちがかわいらしく踊る姿を見てほしい」と話している。

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