水難犠牲者ゼロ目指し 漁業者ら300人救助訓練 横須賀|カナロコ|神奈川新聞ニュース

水難犠牲者ゼロ目指し 漁業者ら300人救助訓練 横須賀

放水も行われた水難救助訓練=長井漁港

 海上保安庁などからの要請で水難事故現場に出動するNPO法人「県水難救済会」が9日、横須賀市長井の長井漁港で救助訓練を行った。同会東部地区の11救難所や横須賀海上保安部、横須賀市南消防署など約300人が参加し、緊急時の対応を確認した。

 同会の救難所は県内に22カ所あり、漁業者を中心にライフセーバーやダイバーなど1025人(昨年12月末現在)が所属。訓練は例年1月に葉山町以西の西部地区と交互で実施しており、同保安部などの指導を受けて水難救助に必要な知識・技能の習得を図っている。

 参加者は救命索発射銃の操作方法を確認して救助用ロープを30~50メートル先の海上まで飛ばしたほか、岸壁からの放水や自動体外式除細動器(AED)を使った心肺蘇生の訓練を行った。今後の活用を見据えて、小型無人機ドローンの試験飛行も初めて実施された。

 宮里一敏同保安部長は「真摯(しんし)に訓練に取り組む姿を見て頼もしく感じた。今後も関係機関との連携強化を図り、県沿岸の安全を一緒に守ってほしい」と講評した。

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