大学生が登山中の女子中学生を救助|カナロコ|神奈川新聞ニュース

大学生が登山中の女子中学生を救助

日本人の親子連れや外国人登山客でにぎわう大山山頂=2016年

 伊勢原署はこのほど、伊勢原市の大山登山中に意識を失った女子中学生を救助した産業能率大学サッカー部の部員3人に感謝状を贈った。

 3人は4年の上長次郎さん(22)と3年の植田涼吾さん(22)、河西真さん(21)。11月26日午後6時ごろ、必勝祈願で大山に登山した帰りの山中で、横浜市内に住む中学1年生の女子生徒(12)とその父親を見つけた。女子生徒はバランスを崩して転倒し、意識を失い、けいれんも始まっていた。父親は110番通報していたが、辺りは暗く、気温も低下していた。

 3人は女子生徒を温めようと、着ていた上着を提供。上長さんが女子生徒をおんぶし、植田さんがスマートフォンをライト代わりに足元を照らして、下山した。河西さんは救助を求めるため先行した。途中で伊勢原署の山岳救助隊員と合流、女子生徒を引き渡した。女子生徒は搬送先の病院で意識を取り戻した。

 「3人の助けがなければ救助に遅れが出たことは明らかで、病状に悪影響を及ぼした可能性が高い」と同署。植田さんは「当然のことをしたまで。(女子生徒が)無事で本当によかった」と話している。

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