片付けの悩み解消 横浜、主婦サークルが教室|カナロコ|神奈川新聞ニュース

片付けの悩み解消 横浜、主婦サークルが教室

勉強会で片付けを学ぶ参加者ら (お片づけサークル@横浜提供)

 ものを捨てられなかったり、ため込んだりして、なかなか整理整頓できないとの悩みは多い。そんな片付けにまつわる問題を解消しようと、横浜や大和、茅ケ崎市などの主婦らでつくるサークルが毎月1度の勉強会で片付けの技などを学んでいる。主宰者の一人、横浜市緑区の梶原あかりさん(55)は「防災の観点からも片付けは重要。1人で悩まずに相談してほしい」と参加を呼び掛けている。

 「お片づけサークル@横浜」が結成されたのは、昨年4月。「地域の女性が悩みを話し合い、片付けを学べる場をつくろう」との思いから、各人の考えや生活スタイルに合わせてアドバイスする「ライフオーガナイザー」の梶原さんと、同市磯子区の小泉あすかさん(45)が立ち上げた。

 メンバーは女性限定で、現在は20~70代の主婦ら約20人が参加。毎月1回、同市内2カ所でそれぞれ勉強会を開催し、「キッチン」や「押し入れ」「書類」など幅広いテーマで意見を交換し合いながら成功例を共有している。実際に家具・インテリア用品量販店の店頭に出向き、小泉さんと梶原さんが収納用品の活用方法や空間の使い方などをレクチャーするなど、分かりやすさも特徴だ。

 ことし春の勉強会は「防災・備蓄」がテーマ。食料品などの備蓄方法について知識を深めたほか、小泉さんは非常持ち出し袋の保管場所について「震災などで押し入れが開かなくなる可能性もある。分散して保管したほうが安心」とアドバイスした。

 また、常に鮮度の良い食料を備蓄する方法の一つとして、備蓄用食料品を日常的に消費する食料品の中に組み込んで消費、補充する「ローリングストック」についても話し合った。

 亡くなった母親の遺品整理に困り、勉強会に参加したという大和市の主婦(66)は「自分なりの基準をつくり、処分できるようになってきた」と実感。横浜市港南区の主婦(57)は「家族に片付けを押しつけるのではなく、動線を観察したり、考えを聞いた上で協力を求めたりすることで家の中が片付くようになった」と成果を口にした。

 勉強会は緑公会堂と磯子公会堂で催される。入会手数料は千円。参加費は各回500円。問い合わせは電子メール(okatadukeyokohama@yahoo.co.jp)。

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