神奈川県弁護士会と県建築士会 相互に人材仲介|カナロコ|神奈川新聞ニュース

神奈川県弁護士会と県建築士会 相互に人材仲介

連携強化へ協定

協定書を取り交わす延命政之会長(左)と金子修司会長=横浜市中区の県弁護士会館

 神奈川県弁護士会(延命政之会長、会員数約1600人)と県建築士会(金子修司会長、同2750人)は来年1月から、必要に応じて相互の会員を紹介し業務の円滑化を図る制度を始める。建築紛争や市民向けの相談イベントなどでの活用を想定。25日には横浜市中区の県弁護士会館で協定を締結した。

 建築紛争は医療紛争とともに2大専門訴訟とされ、解決までに長期間を要するケースが多い。専門知識を有する弁護士と建築士の連携も欠かせず、両会は2014年度から意見交換会を実施。求めに応じて人材を仲介する制度をスタートさせることで合意した。

 建築トラブルに関する苦情や相談が寄せられることも多い市民向け法律相談などでも、相互の会員を派遣し連携強化を図る。

 同種の士業連携は、同弁護士会側は税理士、公認会計士、社会保険労務士、不動産鑑定士、土地家屋調査士の各会に続き6例目。建築士会側は初めて。

 協定書の調印後、延命会長は「市民サービスの質をより一層向上させることにつながる」と語り、金子会長は「法律的諸問題を抱えている人は多い。市民のための協定を喜ばしく思う」と述べた。

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