教室に行こう 横須賀市立諏訪小学校(横須賀市小川町)|カナロコ|神奈川新聞ニュース

教室に行こう 横須賀市立諏訪小学校(横須賀市小川町)

幸せにできる道案内

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/12/25 12:08 更新:2017/12/25 12:37
「外国の人をハッピーにできたかな
 「相手がハッピーになる道案内をしよう!」

 外国人に道を尋ねられた時、英語で案内できるようになることが、この単元の目標だ。街で普段見かける施設や建物は、英語ではどのような言い方をするのか。6年2組の子どもたちは、これまで道案内で使える表現を練習してきた。11月に行われた授業では「相手がハッピーになること」がゴールとなる。

 はじめに担任の先生が「相手をハッピーにするためにはどんな工夫ができるかな」と、優しい笑顔で子どもたちに問い掛ける。「笑顔」「目を見て話す」-これまでの授業を振り返りながら元気に反応が返ってくる。

 「では、隣の席の人と練習しましょう」。地図を広げ、ペアでの練習が始まった。“Where is the park?“(公園はどこですか)
 
 “I know. Go straight. Turn right.“(知っています。まっすぐ行って、右に曲がってください)
 
 あちらこちらから明るい道案内が聞こえてくる。担任の先生が「ハッピーになってもらえる道案内ができたかな」と尋ねると、子どもたちは一斉にうなずく。ここで外国人の先生と英語専科の先生がモデルとなった。
 
“Where is the hospital?“(病院はどこですか)と外国人の先生がつらそうな表情で問い掛ける。明るい笑顔で答えると、子どもたちは不自然さを感じたようだ。「最後にみんなの道案内を紹介してくれませんか」と促すと、勢いよく手が挙がった。二人の児童がオリジナルを披露する。

“Where is the hospital?“

“Are you OK?“(大丈夫ですか?)

 体調の悪そうな姿を見て、そっと肩に手を掛けた。少し低い声で笑顔はない。それでも相手を気遣う優しさが伝わる。病院までの道を案内し終えると、別れ際に“Take care.“(お大事に)と心配そうに声を掛けた。思いやる心にあふれた道案内。「ハッピー」という言葉の持つ意味への理解も深まったようだ。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/

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