かやぶき屋根ふき替え作業公開 小田原の「岩瀬邸」 |カナロコ|神奈川新聞ニュース

かやぶき屋根ふき替え作業公開 小田原の「岩瀬邸」 

かやぶき屋根のふき替え作業が一般公開される「岩瀬邸」 (小田原市提供)

 国登録有形文化財建造物に指定されている住宅「岩瀬邸」(小田原市鴨宮)で17日、かやぶき屋根のふき替え作業が一般公開される。所有者の協力で初めて実施される企画で、市は「およそ20年に1度、行われる珍しい作業を観覧してほしい」と呼び掛けている。

 市文化財課によると、岩瀬邸は、三越社長として戦後の財界で活躍した実業家・岩瀬英一郎氏の生家。安政4~5(1857~58)年に建てられ、2009年に「岩瀬家住宅主屋」として国の有形文化財建造物に登録された。現在は英一郎氏の親族が暮らしている。

 今回、ふき替えるのは南、東、西の3面の屋根約220平方メートル。宮城県石巻市の専門業者が北上川流域のカヤ場で採取したアシ807束を使い、11月20日から修繕している。市は1995年に「小田原ゆかりの優れた建造物」に認定しており、今回の作業に300万円を補助した。

 観覧会は午前10時から午後3時までで無料。作業工程によって、業者による解説も行われる予定だが、時間は未定。雨天は翌日に順延。

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