〈時代の正体〉フィリピン文化学ぼう 料理や踊り満喫、川崎の桜本・さくら小|カナロコ|神奈川新聞ニュース

〈時代の正体〉フィリピン文化学ぼう 料理や踊り満喫、川崎の桜本・さくら小

ティニクリンに挑戦する子どもたち=市立さくら小

【時代の正体取材班=石橋 学】さまざまなルーツを持つ子どもたちが通う川崎市立さくら小学校(川崎市川崎区桜本)で5日、フィリピンの文化を学ぶ授業「フィリピンとなかよし」が行われた。1~3年生が民族の踊りや料理を楽しみ、日本人児童がフィリピンルーツの友達に「フィリピン人でうらやましいな」と声を掛ける姿も見られた。

 民族や文化の違いを豊かさと捉える感性を養う人権尊重教育の一環。地域の多文化交流施設・市ふれあい館との協働で9年目を数え、フィリピン人の母親たちが先生役を務めた。

 1、2年生はパイナップルの繊維から紡いだ民族衣装を着たり、バンブーダンス「ティニクリン」を踊ったりして歓声を上げた。3年生はフィリピンの春巻き「ルンピア」作りに挑戦。ルンピアは3学年の給食で出され、子どもたちは「去年よりもおいしい」と笑顔でほお張った。

 「楽しかったよ」と目を輝かせる子どもたちに、先生役の母親たちは「来年もやろうね」と声を掛け、「自分たちが子どもの頃はこういう授業はなかったからうらやましい」とも。2年生の担任の藤原美穂教諭は「楽しい、おいしいという感情を大切にしたい。子どもたちは、異なる文化を受け入れるというより、違っていて当たり前と受け止めている。これが桜本の子どもたちの伝統であり、地域の文化」と話していた。

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