教室に行こう 県立瀬谷養護学校(横浜市瀬谷区)|カナロコ|神奈川新聞ニュース

教室に行こう 県立瀬谷養護学校(横浜市瀬谷区)

おもてなし国境越え

盛り上がったボール送りリレー

他の写真を見る
「ニーハオ」。体育館に喜びがあふれた
 遠く台湾から新北(しんぺい)特殊教育学校の生徒が今夏、瀬谷養護学校を訪れて高等部1年生と国際親善交流を行った。交流会の開催に向けた準備期間は短い。それでも準備を担当した生徒は、新北の生徒との交流を楽しむため一生懸命アイデアを練った。
 
「一緒に楽しめるゲームは何だろう?」

「言葉が通じなくてもやってみせて分かる内容がいいね」

 相手のことを考えた案がたくさん上がり、少しずつ内容が決まっていった。

 交流会当日。高等部1年生やPTAによる手作りポスターなどで校内の関心も高まり、体育館は歓迎ムードに満ちあふれていた。高等部和太鼓部の演奏により幕が開けた。勇壮な音が体育館に響き渡り、迎える生徒らの期待がますます膨らんだ。

 歓迎の言葉の第一声は
 
「ニーハオ」

 新北の生徒も笑顔で
 
「ニーハオ」

 みんなで練習したあいさつを交わし、言葉と歓迎の気持ちが通じ合い、体育館には喜びがあふれた。

 次に、瀬谷養護学校の校歌斉唱。新北の生徒もダンスを披露し、交流会は序盤から大いに盛り上がった。

 そして、瀬谷の生徒たちが一生懸命考えたゲームの時間がやってきた。「ボール送りリレー」と「デカパンリレー」だ。ルールの説明が始まると、新北の生徒に「分からないな」という戸惑いの表情が浮かんだ。しかし、実際に瀬谷の生徒がやってみせると「OK!」「分かった」と笑顔になった。

 ゲームは新北の生徒と瀬谷の生徒の混合チームで行われた。ボール送りリレーでは、みんなで1列になって頭の上でボールを手渡し、ゴールまで回るとチームみんなでハイタッチした。

 デカパンリレーでは、2人1組でデカパンに入り、「1・2・1・2」の掛け声で競走。懸命に駆ける姿に、各チームが一丸となって応援した。

 笑顔が満ちあふれ、大盛況のうちにゲームが終わった。おもてなしの心が国境を越えたひとときだった。
さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/

PR