県立高に部活指導員 教員の負担軽減へ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

県立高に部活指導員 教員の負担軽減へ

来年度から 神奈川県教委

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/12/02 14:07 更新:2017/12/02 14:07
 教員の多忙化解消に向け、県教育委員会は1日、県立高校に「部活動指導員」を導入する考えを明らかにした。多忙化の要因の一つとなっている部活動の顧問を外部人材に委ね、教員の負担軽減を図る。来年4月からの導入を目指す。

 多忙化を巡っては、文部科学省が4月に公表した2016年度の公立校教員勤務実態調査で中学校教諭の約6割が過労死ラインとされる週60時間以上勤務している実態が明らかになっている。部活動にかける時間が要因の一つとされ、同省は4月、外部人材を活用した部活動指導員を制度化した。生徒指導や校外への引率を含む顧問の業務を担うことも可能としていた。

 県教委によると、県立高の外部人材の活用は現在、各学校が任用する「部活動インストラクター」があるが、技術的な指導が中心。導入する部活動指導員は顧問を担い、従来の部活動インストラクターが就くケースなどを想定している。導入を希望する高校を募集し、来年度から一部で試験的に導入したい考えだ。

 また、現在は明確な基準がない県立高の部活動の休養日についても、来年度から設定する。現在進めている県立高教員の勤務実態調査の結果を踏まえ、総合的な教員の働き方改革の方策を本年度中にまとめる方針。桐谷次郎教育長は「教員の負担軽減、多忙化解消に向けた取り組みを加速していく」と述べた。

 同日開かれた県議会本会議で、作山友祐氏(かながわ民進党)の代表質問に答えた。

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