社会保障費9億円増 財政健全化へ「白書」 横須賀市|カナロコ|神奈川新聞ニュース

社会保障費9億円増 財政健全化へ「白書」 横須賀市

 横須賀市はこのほど、財政事情や健全化への取り組みを紹介するため「財政白書」を作成した。2016年度は前年度に比べて歳入が減少する一方、社会保障費は9億円増えており、市は「今後も高齢化が進むことなどから社会保障費は増えていくと予想される」としている。

 財政白書は11年度分から毎年作成。今回は25ページ構成で、16年度決算の財政事情などを詳述している。

 それによると16年度の歳出総額は1389億円で、前年度に比べて15億円減。子育て支援の経費が5億円、障害者支援の経費が4億円それぞれ増えた一方、投資的経費は大津行政センターが完成するなど大型の建設事業が減り、20億円少なくなった。

 歳入は1417億円で前年度比23億円の減少。中でも「市税」と「地方交付税・地方消費税交付金など」を合わせた「基幹的な歳入」が31億円減った。地方交付税は人口減などで国からの配分額が減少。このため全体の収支バランスが悪くなり、16年度は歳入の不足分を補うため財政調整基金(貯金)を取り崩した。残高は115億円。

 財政白書は市役所1階市政情報コーナーや各行政センター、市立図書館などのほか、市ホームページからも無料で入手できる。

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