「英語で世界広がった」 最上級の資格50種取得|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「英語で世界広がった」 最上級の資格50種取得

44年間で秦野の男性が達成

資格の認定書を手に喜ぶ平井さん =秦野市内

 秦野市の英語講師兼翻訳家の平井通宏さん(74)が取得した最上級の英語資格が50種に達した。英検1級などの最上級かTOIEC990点といった最高点獲得にこだわり、44年間にわたって“英語資格取得マラソン”を続けてきた。

 平井さんは大学卒業後、大手メーカーでコンピューター技術者として働いた。学生時代は英語にさほど関心はなかったが、海外と関わる仕事がしたいと、就職後に本格的に勉強するようになった。

 アメリカに1年間社費留学し、英語の手紙をやりとりする海外の文通仲間もつくった。ポーランド出身の妻のヤドヴィガさん(67)もその1人。文通をきっかけに当時、共産圏だったポーランドに1人で会いに行き、1978年に国際結婚した。妻との会話は今も英語。「日本の法制度、文化などを英語で説明することで英語力アップにつながった」

 「英語の能力を示すには、資格が最も説得力がある」と73年の英検1級を皮切りに、英語ビジネス通訳認定(上級クラス)、ビジネス英語翻訳士、翻訳専門職資格試験などと資格取得を続け、今年9月の翻訳資格のアドバンスド・プロフェッショナル・トランスレーター(APT)で50種となった。

 退職後の現在も企業でビジネス英語を教える平井さん。「英語のおかげで輸出関連の部署に配属され、欧米を中心に海外出張は100回、40カ国を回った。世界が広がった」と話し、「まだ最上級資格は10、20は残っている。できるだけ多くとりたい」と意気込んでいる。

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