平塚名物の洋菓子に 店舗と福祉施設コラボ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

平塚名物の洋菓子に 店舗と福祉施設コラボ

地元素材にこだわった銘菓を、福祉施設がデザインした包装紙でラッピングしたコラボ商品

 平塚の魅力が詰め込まれた菓子が生まれた。ともに市内にある洋菓子店とデザインを手掛ける福祉施設が協働して商品化。「市外に出掛ける際に平塚らしさをアピールできる一品になれば」と関係者が手土産にぴったりと薦める自信作は、11月から店頭に並ぶ。

 手を組んだのは、海をイメージした「ビキニクッキー」など味とともに独自性も追求する洋菓子店「ビスキュイテリ マ・コピーヌ」(同市西八幡)と、個性的なアート作品などを通じて活躍する障害者が集う福祉施設「スタジオ・クーカ」(同市平塚4丁目)。

 同店の松元しのぶ代表が最も愛情を注ぐ、「リンツァー」と呼ばれるオーストリア伝統の焼き菓子をアレンジ。湘南小麦や平塚採れのいちごジャムを取り入れるなど材料から地元産にこだわった。

 「女性や若い人が自慢でき、自分の街を誇りに持てるようなお菓子を作りたかった」。そんな松元代表の思いを、さらに膨らませたのが市の「産業間連携ネットワーク」制度を介して知り合ったスタジオ・クーカだ。

 包装紙のデザインを担当したのは二見幸徳さん。知的障害に起因する手の震えを独特の画法として表現するアーティストは菓子を独特の描写で表現し、湘南平の南京錠や七夕飾りなどもちりばめた。

 松元さんは「おいしさとおしゃれさが同居しているものがなかった。平塚を代表するお菓子になった」と自信を深める。スタジオ・クーカの関係者も「自己表現したものが採用されることで、作家の自信にもつながり活躍の場も広がる」と高く評価している。

 両者がコラボレーションした商品は、11月7日からマ・コピーヌ店頭で販売され、同12日に湘南海岸公園(同市高浜台)で開催されるイベント「SunSunマルシェ」でも並ぶ。問い合わせは、同店電話0463(24)1822(日・月定休)。

COMMENTS

facebook コメントの表示/非表示

PR