学生居住地選択、家賃より利便性 三浦|カナロコ|神奈川新聞ニュース

学生居住地選択、家賃より利便性 三浦

三浦半島地域活性化協議会の会合=かながわ信用金庫本部

 人口減少などの課題解決に取り組む三浦半島地域活性化協議会の会合が24日、横須賀市小川町のかながわ信用金庫本部で開かれ、若者の定住を促すため、三浦半島の魅力を発掘する「見える化」(可視化)調査結果の成果などが報告された。

 調査のうち、横浜市立大学と関東学院大学が、両大学に通う1人暮らしの学生を対象に行った研究成果では、学生が居住地を選ぶ最大の要因は「家賃」ではなく「通学の利便性」であることが分かった。

 特に電車通学者の場合、大学から遠く家賃相場が高めでも交通アクセス、アルバイトや買い物への利便性などから、横須賀以南よりも横浜や川崎を選んでいる。横須賀以南についての認知度が低いことや「治安が悪い」イメージを持っている学生が多いことも分かり、同エリアの魅力やポテンシャルを引き出して発信することで「認知度を高めることが必要」と分析。調査結果を生かして、電車通学圏内の1人暮らし学生を対象に、ニーズに合った実験的な施策を検討すべきだと提案した。同協議会は今後、若者の定住を促す具体策を検討する。

 同協議会は2016年4月、同信金や京急電鉄、両大学をはじめ、横須賀商工会議所、三浦商工会議所、神奈川新聞社を含めた7者で発足。県と関東財務局横浜財務事務所がオブザーバー参加している。

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