ドキュメント経営者 絶好調のさなかクーデター、空白期脱し社長に|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ドキュメント経営者 絶好調のさなかクーデター、空白期脱し社長に

ノジマ社長・野島廣司さん(3)

 会社を救ったオーディオ部門の復活。1982年には3店舗目として当時、全国初となる郊外型のAVC(音響・映像・コンピューター)の専門店、相武台店を相模原市内に出店する。

 「非常識な方が目立っていいんだ、と信じていました。でも多額の借り入れもあり、『失敗したら大変なことになるぞ』と。それが伝わり、社員も自然と必死で知恵を絞り出すようになっていきました。他社のまねではなく、お客さまに喜ばれることをする。当社の良さになっていきました」

 専門分野を絞った戦略は評判を呼び、初年度で損益分岐点を達成、3年目には投資額を全て回収する。

 さらにこの頃、会社の成長に弾みをつけるのが、同じ業界では先駆けとなった販売時点情報管理(POS)システムの導入。売上金の管理から、売れる商品がいち早く正確に分かるようになり、販売政策や業績向上に貢献。多店舗運営にも踏み出せるようになる。

 89年には売上高が...

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