「邪魔だ」に立腹、追走 容疑者が供述東名・夫婦死亡|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「邪魔だ」に立腹、追走 容疑者が供述東名・夫婦死亡

 大井町赤田の東名高速道路で今年6月、静岡市清水区の女性(39)と夫(45)が死亡し娘2人らが負傷した多重事故で、県警に自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの疑いで逮捕されたアルバイトの男(25)=福岡県中間市=が逮捕前の任意の聴取に「邪魔だと言われ、かっとなって追い掛けた」などと供述していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

 事故は、6月5日午後9時35分ごろ発生。同容疑者は、下り線の追い越し車線で、運転する乗用車を止めるとともに後続の夫婦のワゴン車を止め、停車中の2台に大型トラックが突っ込む事故を引き起こして夫婦を死亡させたなどとして逮捕された。

 県警は、同容疑者が現場手前の中井パーキングエリア(PA)の走路に車を止めていた際、夫(45)に「邪魔だ」と言われて立腹したことが事故につながったとみている。その後、同容疑者は女性(39)が運転するワゴン車を約1キロにわたって追走、進路を遮る形で停車させたとみられる。

 県警は、娘2人から事情を聴くとともに、当時現場近くを走行していた車両約260台を割り出して捜査。断片的な目撃情報や回収したドライブレコーダーの映像をつなぎ合わせて容疑を固めた。

 当初は、同法違反の危険運転致死傷容疑も視野に入れていたが、事故時に同容疑者の車が停車していたことから適用を断念。過失致死傷容疑で調べを進めていた。

PR