ハマの夜景駆け抜け|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ハマの夜景駆け抜け

大さん橋、観覧者、山下公園を横目に

美しい夜景を背に、市民ランナーが木製デッキをダッシュで駆け抜けた=横浜港大さん橋国際客船ターミナル

他の写真を見る
 金曜日の夜。横浜市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナルから、市民ランナーが一斉に駆け出していく。横浜・みなとみらい21(MM21)地区の観覧車や高層ビル群を背に向かうのは、山下公園や港の見える丘公園といった観光地だ。「楽しく走りたい」「もっと速く走りたい」。経験豊富なコーチが一緒に走り、それぞれの目標に合わせて指導することから、マラソン初心者や中級者が集い始めている。

 ランニングの新たな拠点になっているのは、昨年7月に大さん橋のターミナル内にオープンしたスポーツ店「スポーツプラザ大さん橋」。毎週金曜日の午後7時ごろから約2時間、定期練習会を催している。

 運営する一般社団法人ドリームアシストクラブ(東京都北区)の代表、折内一昭さん(48)はフルマラソンで2時間17分40秒のベスト記録を持つ。ヤクルト陸上部に在籍中、駅伝やフルマラソンで活躍した。

 コーチはほかに、東海銀行やアコムの女子陸上部で活躍した長崎雅子さん(37)。受講者は男女とも20代から60代と幅広く、サラリーマンや主婦、定年退職を迎えた人たちなどさまざま。定期練習会が始まると、店舗前はランニング愛好会のような和気あいあいとした雰囲気に包まれる。

 9月最後の金曜日。この日参加した12人は準備体操をしてから大さん橋を出発。30分間ジョギングをしてから、山下公園でメイン練習のインターバル走やペース走をして汗を流した。

 その直後に始めたのが、トップアスリートも導入している「タバタ式トレーニング」。心肺機能の強化を図るもので、腕立てやもも上げなど激しい運動を20秒間行い、10秒の休息を合わせて1セットとして、これを8セット繰り返す。

 さすがに疲れ切った様子だったが、大さん橋に戻った際、上り坂になっている木製デッキをダッシュで駆け抜けるランナーもいた。

 5月から参加している中村光孝さん(68)=川崎市川崎区=は10年前から自己流で走り続けている。「コーチや仲間と一緒に走るのは楽しい。いつまでも健康で元気に走り続けたい」と笑顔を見せた。

 金曜日以外でも走りたいとの声が寄せられたため、長崎さんは5月から、初心者向け練習会を毎週火曜日に始めた。午前10時半から正午まで。「開放感あふれる大さん橋を拠点に、ランニングの楽しさや運動習慣が広がってほしい」と期待している。練習会は参加費が必要。予約・問い合わせは、同店電話045(306)6106。

 大さん橋の岸壁を開放する初のマラソン大会「YOKOHAMAランニングフェスタ@大さん橋」が11月3日に開催される。種目は、リレーの部(フルマラソン、ハーフマラソン)、個人の部(ハーフマラソン、10キロ、1・5キロミニマラソン、親子マラソン、未就学児チャレンジラン)。

 申し込みは募集サイト(http://runfes-oosanbashi.net/)から。15日締め切り。問い合わせは、主催のFUNランニング実行委員会事務局電話03(5480)4100。

COMMENTS

facebook コメントの表示/非表示

PR