大磯の「東の池」 「ハスの名所」復活へ本腰|カナロコ|神奈川新聞ニュース

大磯の「東の池」 「ハスの名所」復活へ本腰

ハスの姿が水面から消えた「東の池」=大磯町生沢

 「ハスの名所」として知られる大磯町の「東の池」(同町生沢)の水面を覆っていたハスが消えている問題で、町が状況の改善に乗り出すことが11日、明らかになった。同日の町議会定例会で竹内恵美子議員(無所属)の一般質問に、町は「池の中の状況把握や農業環境向上の観点から、管理する水利組合に(水抜きを)働き掛けていきたい」と答えた。

 およそ4千平方メートルある東の池は、江戸初期から農業用水のため池として造られ、現在は同地区の生沢東水利組合が管理している。ハスは自然発生的に増え、町内外から来場者を集めてきたが、2015年から姿を消している。

 町は県農業技術センター(平塚市)に照会。▽除草剤▽アメリカザリガニやカメの食害▽寒さによる成育不足など-が原因に挙げられたというが、特定には至っていない。そのため、池の水を抜いてハスの芽を調査し、咲かない原因を探るとしている。また、定期的に水抜きをすることで環境改善につながり、町は「農業用水の有効な管理手法として認識している」とした。

 横浜、鎌倉、箱根などに続く「第4の観光都市」を掲げるだけに、花の名所の再生には関係者の期待は大きい。中崎久雄町長は「ハスは夏の風物詩。咲かなくなったことが注目されることも、地元に根付いた大きな魅力の証し。復活した頃には花の美しさを内外に伝えていきたい」と答弁した。

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