起業向けお試し開店 「逗子創業カフェ」実践の場に|カナロコ|神奈川新聞ニュース

起業向けお試し開店 「逗子創業カフェ」実践の場に

期間限定オープン

オープン初日からにぎわう「逗子創業カフェ」=逗子市逗子

 起業・創業を目指す女性たちが、消費者のニーズや事業の方向性のヒントを得る場として11日、「逗子創業カフェ」が逗子銀座商店街(逗子市逗子)に期間限定でオープンした。29日まで、手作り小物の販売やヨガレッスンなど24人が“お試し開業”する。

 市や市商工会、各金融機関でつくる逗子創業支援ネットワークによる取り組みの一環。昨年から、中小企業診断士や金融機関がマーケティングや財務の専門知識を教える創業スクールを主に女性向けに開いている。見込みの甘さや知識不足で経営難を招くことがないよう、「実践の場」を用意した。

 空き店舗を活用したカフェは約50平方メートル。スクールの元受講生や起業して間もない24人が数時間ずつ日替わりで出店する。

 初日はインテリア雑貨や羊革を使ったバッグの販売、ヘッドマッサージなど5人がブースを設けた。来店客に「どのくらいの値段に見えますか」「どんな用途で買いたいと思いますか」などと声を掛け、適正な値段や人気商品の傾向、ニーズの把握に努めた。

 手編みのアクセサリーや帽子の製作販売にチャレンジしている大森渚さん(36)は創業スクールを受講。「(スクールで)材料費の原価計算や事業計画づくりなどにアドバイスをもらえた。実際に店頭に商品を並べ、お客さんの素直な意見が聞きたい」と意気込んだ。市商工会の桐ケ谷覚会長は「熱い思いを持ち、いずれ逗子を潤す存在になってほしい」と期待を寄せた。

 カフェは月~土曜の午前10時~午後4時。日曜定休。問い合わせは、同商工会電話046(873)2774。

PR