煮干しを解剖 三浦の中学校で出前授業|カナロコ|神奈川新聞ニュース

煮干しを解剖 三浦の中学校で出前授業

煮干しについて生徒に説明する教諭=三浦市立初声中学校

 魚の構造を知り海への理解を深めてもらおうと、カタクチイワシの煮干しを解剖する授業が8日、三浦市立初声中学校(同市初声町下宮田)で行われた。2年生約80人が部位やおいしいだしの取り方を学んだ。

 講師を務めたのは県立海洋科学高校(横須賀市長坂)の教諭(39)ら。三浦市が進める海洋教育の一環で、昨年10月に市と同高が連携を強化する協定を結んだことから出前授業が実現した。

 教諭は、乾燥させることで菌の増殖を抑えるなど煮干しが腐らない理由を挙げ、「生きていたときの体の構造が残っているので、標本として見ることができる」と説明。カタクチイワシは耳石を見ると年齢が推測できることや、えらの一部が海水からプランクトンをこし取る機能をもつことなど紹介した。

 生徒はルーペやつまようじを使って目や脳、心臓など部位を取り出す作業に挑戦。身と内臓を食べ比べ、だしをとる際は頭や内臓などを除き、身だけを使えばうまみを出しやすいことも教わった。

 参加した生徒(13)は「えらなど人間とは違う部位があり、その機能が分かって面白かった。苦い部分を除くなど、だしを取るときは参考にしたい」と話していた。

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