新聞から見える社会 菅高校が本紙など活用し授業|カナロコ|神奈川新聞ニュース

新聞から見える社会 菅高校が本紙など活用し授業

新聞から興味ある記事を探し出す生徒たち=県立菅高校

 県立菅高校(川崎市多摩区菅馬場、高田佳朗校長)で7日、新聞を使って「現代を知る」授業が行われ、1年生約400人が神奈川新聞や全国紙などから興味のある記事を選び、社会について学んだ。

 総合学習の一環で、生徒たちは21日までの3日間、記事を題材にオリジナルの壁新聞を制作し、来月の同校文化祭で発表する。初日の7日はグループに分かれ、用意された新聞からサッカー日本代表や北朝鮮情勢といったニュースを拾い出し、切り抜いて要約。今後、題字を決めたり、レイアウトをしたりする。

 同校では月1回、朝に新聞を読む時間を設けているが、「大学受験のAO入試で時事問題に答えられない3年生がおり、1年生のうちから新聞を活用して時事に関心を持ってもらいたい」(住久美子教諭)と今回のような授業を初めて導入。「新聞は最新の情報が得られ、国内外の社会を知ることができる。考えを表現するなど、生きる力の育成にもつながる」と住久教諭らは期待している。

 使われた新聞は、地元のランド前新聞販売店の松本吉弘所長が「活字離れの若者らに少しでも新聞に親しんでもらえれば」と240部を提供した。

 市内中学で給食が始まった記事を切り抜いていた女子生徒(16)は「写真がとてもかわいかったから選んだ。少し興味を持つようになった」。男子生徒(16)も「最近の北朝鮮情勢などは、やはり知っておくべきだと思う。社会に関心を持つようにしたい」と話していた。

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